14/03/18 20:21:05.92 k9cmU8yd0
>>244 続き
ところが、こうした労働者はドイツ語を十分に話せない住民が多いんです。
さらに金融危機を発端とした不況で、ドイツ人の間でも失業者が増えた結果、
ドイツ人の間では移民が我々の税金で生活をしているとか、
移民たちが我々の仕事を奪っている、という不満が募っていったんです。
カトリック大聖堂で有名なドイツ中部の街ケルン
ケルンの大聖堂から、およそ４キロ離れたこの地区にドイツで最大規模のモスクの建設が進められています。
異彩を放つ、この巨大なモスク。完成すれば1200人の信者が一度に集まることができます。
建設しているのは、トルコ移民の団体です。
トルコ系移民「いままで狭い部屋で祈っていたので息が詰まりそうでした。
こんなにすばらしいモスクができて本当にうれしいよ。」
ドイツケルン市 08年
3年前、このモスクを巡って衝突が起きました。
市が建設許可を出したことに反発した住民と、移民を支援する住民との間で、対立が激化したのです。
「イスラム教徒の子どもが豚肉を食べないので、学校で豚肉を出さないところもあるの。
やりすぎだわ。イスラム化してるのよ。」
「まるでドイツを占領するような勢いだ。ドイツ社会になじもうとしていない。」
エレン・ゼンガーさん、73歳
モスクの建設許可が出された3年前、この政党に入りました。
ゼンガーさんが暮らすこの地区にも多くのトルコ系の住民が住んでいます。
馴染みの洋服店やパン屋が、この数年の間、不況によって次々閉店し、トルコ人が経営する店に姿を変えたのです。
「トルコ移民の店が増えました。あそこにもケバブの店ができたわ。
街はすっかり変わってしまい、イスタンブールにいるみたいだわ。」
トルコ系移民
「この国の道路や建物は我々の親の世代が造ったのに
母国に帰れとは多くのドイツ人は恩知らずだ」