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>>250
移民亡国ドイツ 2011年
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400万人に上るイスラム系移民を抱えるドイツ
街にはイスラム系の商店が軒を連ね、千人以上を収容する大規模なモスクが誕生しています。
街がイスラム化していくことに反発する市民とイスラム系移民との間で今対立が激しくなっています。
市民：彼らはまるでドイツを占領するような勢いだ
イスラム系移民：これは我々イスラム系移民に対する人種差別だ
「自ら壊れゆくドイツ」。「我々はいかに自国を危険にさらしているか」
イスラム系の移民の急増によって、ドイツの伝統的なキリスト教文化が壊れてしまうと警告しています。
執筆当時ドイツ連邦銀行の理事という要職にあったザラツィン氏が移民を批判的に論じる本を
出版したことは、社会に大きな影響を与えました。
ザラツィン氏「イスラム系移民は教育レベルや労働意欲といった点でドイツ人よりかなり低い
イスラム諸国からの移民が増えれば、さらなる経済的・社会的な問題を生むことになる」
ザラツィン氏の主張はイスラム系移民がドイツ文化に同化していないと不満を持ってきた市民に広く受け入れられ、
イスラム系移民の学校の建設などに公然と反対する運動も起こっています。
これに対してイスラム系の移民たちは、自分たちを攻撃する論調をイスラム教徒を標的にした人種差別だと抗議しています。
これはドイツ政府の移民政策の限界が露呈したと言えます。
ドイツ政府は半世紀前、トルコ人をあくまで国内の労働者不足を補う一時的な労働者として
受け入れ始めたんです。しかし、彼らには自分たちの文化や家族があります。
労働者たちは母国から家族を呼び寄せて定住するようになりました。
ドイツ政府はその後、トルコ系の住民を一時的な労働者として扱う政策を転換して、
納税などのさまざまな義務を課す代わりに永住することを許したんです。
その結果、トルコ系を中心としたイスラム系、イスラム教徒の数は、この20年間で200万人から400万人に倍増したんです。