14/03/17 00:43:00.79 /eZzQgTK0
>>1
>文字どおりの官吏育成機関となってしまった
これ、日本人のほとんど全員が誤解してるんだよな。
東大法学部って、徹頭徹尾「ただの法学部」なんだけどねえ。
憲法、民法、刑法、商法、行政法、民事訴訟法、刑事訴訟法…
といった、どこの法学部にでもある法律科目が、淡々と講義されているだけ。
官僚にとって必須のはずの、行政課題の発見・解決・立法に関するカリキュラムは、
ほぼ皆無と言ってもいい。
政治学ですら傍流の日陰者扱いで、行政学に至っては、何故かディスられてるw
民法や刑法を学ばせると、法律に馴染むことができるから、
法治国家の官僚を養成するのに適している、などという迂遠な方法は、
「神聖ローマ帝国」の官僚養成法で、それこそ中世そのもの。1,000年前の方法だ。
東大法学部は、官僚養成が本分なのだから、それに立ち返って、
ちゃんとカリキュラムを「近代化すべき」だと思う。
省庁に入ってからのOJTでは限界がある。きちんと東大が担うべき。
あんなカリキュラムでは、フランスのENAやアメリカの名門行政大学院との差は開くばかり。
東大法学部が、強盗罪と恐喝罪の違いについてマスプロ講義している頃、
ENAでは、フランスの実情に則した行政立法演習で、徹底的に鍛えあげられていたとさw