23/11/24 05:41:53.12
URLリンク(www.dailyshincho.jp)
URLリンク(www.dailyshincho.com) クマ捕獲数
(前略)
読売新聞の記事では、秋田県庁にかかってきた抗議電話の内容が紹介されている。
《「クマを殺すなら、お前も死んでしまえ」「お前らみたいな能力のないやつが
なぜ県庁で働いているんだ」》というもので、文字通りの暴言だ。
(中略)
なぜこのような非常識な行動が広がり続けているのか、『カスハラの犯罪心理学』
(インターナショナル新書)の著書がある東洋大学の桐生正幸教授(犯罪心理学)に取材を依頼した。
「カスハラの抗議電話は大きく分けて3つの類型があります。1つ目は、本気で『クマがかわいそう』と訴えるもの。
2つ目は、この件をきっかけとして職員を脅迫したり、爆破予告を行ったりといった犯罪性のある嫌がらせ。
そして3つ目が自身の歪んだ正義感をベースに、自らの正しさをかなり強い調子で訴えるもので、
この3つ目が最も数が多いのではないでしょうか。
動物愛護法は発展途上の法律で、改正が必要な点も少なくありません。しかし抗議電話をかける人は、
愛護法の“いいとこ取り”を行い、『駆除反対』という自説を自治体の職員などに押し付けます。
職員の精神的苦痛や、業務に与える悪影響は看過できないレベルに
なっており、まさに『カスハラ』の代表例と言えます」
◆カスハラの歴史
(中略)
「2000年代以前の抗議電話は、特定の団体がマスコミをターゲットに
するといった、何かしらの明確な目的を持つケースが目立つくらいでした。
個人が企業などに悪質なクレーム電話をかけるというケースも存在したとは思いますが、
企業内にて処理できるものが多く、社会問題として浮上することはなかったのです。
特に80年代後半から90年代初頭、日本はバブル景気に沸きました。右肩上がりの幸福感が、
カスハラを生じさせなかった一因になっていたのかもしれません」(同・桐生氏)
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