23/11/02 22:55:36.26
URLリンク(www.hbc.co.jp)
URLリンク(www.hbc.co.jp) 男性3人が襲われた現場付近(北海道福島町・大千軒岳)
10月31日、北海道福島町の山中で、男性2人がクマに
襲われ、首をかまれるなどのけがをしました。
(中略)
「ただじゃすまないと思った。助かったのは、運がよかっただけ。」
HBCの取材にこう話したのは、北海道福島町の消防隊員の41歳の男性です。
男性がクマと遭遇したのは、10月31日午前10時ごろ。41歳の友人の男性と、
36歳の同僚の男性とともに、福島町の大千軒岳(標高1072m)での登山中でした。
午前7時半ごろに入山した3人は、3時間ほど山を登り、休憩していたところ、
体長1メートルほどのクマが、登山道を上ってきたことに気づきます。
(中略)
クマは、友人に襲いかかり、馬乗りになりました。友人の危機を目の当たりにした男性
は、とっさに、所持していた山菜採り用のナイフをクマの目に向かって突き刺しました。
(中略)
男性は「体長1メートルくらいで、体は自分より小さなクマだったが、
力は自分以上にあった」「このままじゃ、やられる。一か八か首にナイフを刺そう」
と、クマの下敷きになった状態から、クマの首にナイフを刺しました。
そしてクマがひるんだすきに、離れることができました。
その後、その場にいた友人と2人がかりで、クマを蹴って“反撃”
すると、クマはようやく登山道を下に降りて行ったということです。
男性は、左わき腹や太ももをひっかかれたほか、
男性の友人は、首や太ももをかまれるなどのけがをしました。
また、崖に転落した同僚の男性に、けがはありませんでした。
自力で下山した3人は、途中、クマが待ち構えていたため、
石を投げるなどして追い払いながら、山を下りたといいます。
取材に応じた3人のうち男性と、男性の同僚は「鈴や笛、火薬などを常に鳴らし
ながら、かなり警戒して登山していたが、近距離で遭遇するとは思わなかった」
「無事でよかった。生きててよかった」と、緊迫の状況を振り返りました。