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■「徴兵制」論、迷走の民主…批判にパンフ改訂
民主党内が、安全保障関連法案に反対して
「徴兵制の復活」をあおる手法や表現を巡り、収拾がつかなくなってきている。
法案に反対する党のパンフレットは、
徴兵制の記述に関して党内の保守系議員の批判を受け改訂したが、
微修正にとどまった。党内には、「抵抗野党」とのイメージが染みつくことを懸念する声も出ている。
民主党は21日付で、パンフレットを改訂した。
徴兵制復活に関するページで、出征兵が女性に見送られるイラストを削除し、
女性が子どもを抱きかかえるイラストに置き換えた。
ただ、「集団的自衛権の行使を禁止してきた従来の憲法解釈を閣議決定で変更し、限定的行使を可能としました」
「そのようなことが許されるなら、徴兵制も同じです」との文言は、そのまま残された。
保守系議員からは依然として「徴兵制復活など、今の日本ではありえない。非現実的だ」と批判が相次いでいる。
「いつかは徴兵制?募る不安。」とのタイトルが、
共産党の機関紙「しんぶん赤旗」に掲載された「徴兵制!?広がる不安」と似ているため、
「共産党と足並みをそろえているように見えてしまう」と懸念の声が出ている。
ソース:URLリンク(www.yomiuri.co.jp)