15/05/24 18:31:28.09
■「予定立てにくい」…広島空港の利用客、大幅減
アシアナ航空機着陸失敗事故のあった広島空港(広島県三原市本郷町)の発着便について、
4月17日の運用再開から大型連休終了の今月6日までの搭乗者数が11万8829人と、前年同期比16・8%減に落ち込んだ。
特に羽田線が同24・6%減と顕著で、事故により、近隣の空港や新幹線に流れたとみられる。
「空港離れ」を懸念する県は利用促進のPRに乗り出す方針。
県によると、羽田線(1日17往復)の搭乗者数は7万9974人(前年同期10万6116人)だった。
札幌線(1日2往復)は6323人で前年同期比16・9%減、仙台線(同)は3537人で同9・5%減、
那覇線(同1往復)8146人で同11%減と、国内線は10万9009人、同15・4%減だった。
国際線も、事故後4月29日まで欠航したアシアナ航空のソウル線が同77・2%減だったほか、
中国路線も同19・2%減など、計9820人で同29・8%減少した。
大型連休中(4月28日~5月6日)、日本航空(JAL)と全日空(ANA)は好調で、全国の国内線搭乗者数は同6・7~8・8%増。
近隣でも、岡山空港の羽田線はANAが同21・7%増、JAL同13・8%増、高松空港もANA同13・5%増、JAL同5・2%増などだった。
広島空港関係者は「事故の影響で、『運航しないことがあるのでは』と、避けられた可能性が高い」と推測する。
一方、新幹線(4月24日~5月6日)は岡山―広島間の上下線利用者数が同8%増えており、
JR西日本も「確実性の高い新幹線が選ばれたのでは」(広報担当者)とみる。
(>>2へ続く)
ソース:URLリンク(www.yomiuri.co.jp)