15/05/18 20:02:21.54
■反対派「ノーサイド」繰り返す 辛勝に幹部ら笑顔なし
「勝った!」「神風が吹いた!」。住民投票が反対多数となることが確実になった17日夜。
「市民サービスを低下させる大阪市廃止分割は反対」などと訴えてきた自民、公明など反対派各党は喜びに沸いた。
ただ、辛勝に幹部の記者会見では笑顔はなく「ノーサイド」を繰り返した。
午後10時35分ごろ。大阪市中央区の自民府連本部に「反対多数確実」の情報が寄せられた。
厳しい表情でテレビを見つめていた衆院議員の竹本直一会長は「よっしゃ!」と両手を握りガッツポーズを見せた。
国政で対立関係にある共産党とも協力して「維新包囲網」を構築。「We Say NO!」の共通スローガンで活動し、
「ふるさと大阪市を守る」とのイメージを強調してきた。
勝因を問われた花谷充愉府議団幹事長は「維新が『二重行政がある』との幻想を広げたが、そうではないと丁寧に真実を伝え続けた」。
終盤は激しい追い上げを受けた。竹本氏は「勝てる戦いとは思わなかった」と吐露した。
「戦いは終わったのでノーサイド。府民、市民のため東京に負けない安定した都市をつくりたい」。
会見で、竹本氏は橋下徹市長が繰り返した言葉を引き合いに語った。
柳本顕市議団幹事長は「現状を何とか変えたいという橋下氏のメッセージが多くの市民を揺さぶったことも事実。
今後、地に足をつけた姿勢で全力を尽くす」と厳しい表情で語った。
公明党府本部で会見した佐藤茂樹代表も「今の大阪市に満足していない人が相当数いる」と語った。
ソース:URLリンク(www.sankei.com)