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17日未明、川崎市川崎区にある木造3階建ての簡易宿泊所2棟が全焼する火災があり、消防によりますと、火元の建物の焼け跡から宿泊客とみられる2人が
遺体で見つかったほか、6人が病院に搬送されました。
警察と消防では、ほかにも逃げ遅れた人がいないか確認を急いでいます。
17日午前2時すぎ、川崎市川崎区日進町にある簡易宿泊所「吉田屋」から「煙が出ている」と、付近の住民から消防に通報がありました。
消防車30台が出て消火に当たりましたが、火は隣にある別の簡易宿泊所にも燃え広がり、いずれも木造3階建ての建物2棟が全焼しました。
消防によりますと、この火災で、火元となった簡易宿泊所の焼け跡から宿泊客とみられる2人の遺体が見つかり、このうち1人は50代くらいの男性だということです。
また、6人が病院に搬送されたほか、10人が煙を吸うなどの軽いけがをしたということです。警察と消防では、ほかにも逃げ遅れた人がいないか確認を急いでいます。
現場は、川崎警察署が近くにあるほか、マンションなども立ち並ぶ地域で、隣のマンションの住人は「火に気付いたときには、マンションの部屋の窓も熱くなっていて、
急いで避難した」と話していました。
複数の宿泊客によると、火元となった簡易宿泊所の部屋はいずれも個室で、1階は10部屋程度、2階と3階は廊下を隔てて両方に部屋があり、ふだんは50人くらいが
宿泊していたということです。75歳の男性は「火災があったときは火元の宿泊所の2階で寝ていて、出火に気付いて逃げた。当時は40人余りの宿泊客がいた」と話して
いました。
1階の部屋にいた61歳の男性は、「1階には4畳くらいの広さの部屋が10部屋以上あった。部屋で寝ていたら火災報知器の音が鳴ったので、扉を開けて廊下を見たら、
火がものすごい勢いで迫ってきた。慌てて窓から外に出て、一切荷物を外に出すことができなかった」と話していました。
ソース NHK
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