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■敏腕記者の“暴走” チェック機能も麻痺
NHKの報道番組「クローズアップ現代」をめぐるやらせ疑惑で、
NHKの調査委員会は28日、取材チームに「ルールの逸脱があった」とする調査報告書を公表した。
「敏腕」と評価されていた大阪放送局の担当記者は、上司に取材経緯を偽ってまで見せ方にこだわっていた。
「過剰演出」がほどこされた映像は編集幹部らによる試写でも「よく撮れている」と上々の評判だったという。
■上司に虚偽報告
やらせが指摘されたのは昨年5月に放送された「出家詐欺」の特集。
番組では出家を斡旋するブローカーとしてまず男性A氏(50)が登場し、その手口を告白。
事務所に多重債務者の男性B氏(53)が相談に訪れた後、
立ち去るB氏を記者が追いかけて“突撃インタビュー”する構成になっている。
調査報告書によれば、記者は上司のデスクに
「ブローカーへの取材を通じ、相談に来ている多重債務者も撮影できることになった」と報告。
だが実際は、8年前からの知人だったB氏にブローカーとしてA氏を紹介してもらい、
撮影場所もB氏が設定していた。
こうした虚偽報告の理由について記者は「情報源秘匿のため」と釈明。
調査委の外部委員は「記者の説明は理解困難」と突き放した。
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ソース:URLリンク(www.sankei.com)