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■自衛隊と米軍、平時も一体運用協議 新指針合意
日米両政府は27日午前(日本時間27日夜)、外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)を開き、
新たな日米防衛協力の指針(ガイドライン)について合意した。
島嶼防衛を明記したほか、自衛隊と米軍の一体的な運用を調整する協議機関「調整メカニズム」を平時から利用できるようにするなど、
中国の威圧的な海洋進出を念頭に、平時から有事まで「切れ目のない日米協力」を確立する内容だ。
2プラス2には、日本側から岸田外相、中谷防衛相、米側からケリー国務長官、カーター国防長官が出席した。
ガイドラインは自衛隊と米軍の役割や協力のあり方を示した文書で、見直しは1997年以来、18年ぶりとなる。
ケリー国務長官は2プラス2後の共同記者会見で、「これは歴史的な会合だった」と強調した。
調整メカニズムはこれまで、有事に設置する予定だった。
しかし、武装外国人の尖閣諸島への上陸など、軍事侵攻とは即断できないグレーゾーン事態では設置の判断が困難とみられていた。
新ガイドラインでは、米軍幹部を自衛隊に常駐させるなどして平時でも利用可能なことを明確にし、抑止力の「切れ目」をなくす。
ソース:URLリンク(www.yomiuri.co.jp)