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■イスラム国 真の狙いは「第3次世界大戦ボッ発」
真の狙いは何なのか―。ヨルダン政府が解放を求めていた同国軍パイロット、ムアーズ・カサスベ中尉が
過激派「イスラム国」に1か月も前に殺害されていたことが判明し、衝撃を広げている。
本紙昨報通り、焼死という最も残忍なやり方だった。ヨルダン政府はただちに報復としてサジダ・リシャウィ死刑囚らの刑を執行。
同国ではイスラム国に対する反発が強まっている。不可解なのは、そうなることを分かった上で、イスラム国が動画を公開した意図だ。
国際社会への挑戦状なのか、それとも…。
カサスベ中尉の殺害動画がネットに流れると、国際社会は一斉にイスラム国を非難した。
関係筋によると、カサスベ中尉が殺害されたのは1月3日。事実ならば、日本人で人質になって殺された
湯川遥菜さん(42)や後藤健二さん(47)をめぐる一連の交渉は、イスラム国が仕掛けた茶番だったということになる。
著書「イスラム国の正体」で知られるジャーナリストの黒井文太郎氏は
「ヨルダン政府はリシャウィ死刑囚との交換を求めていたが、イスラム国は一度もカサスベ中尉を解放すると言っていない。
“処刑”動画も手の込んだ作りだったし、最初から殺害以外の選択肢はなかったのだろう」と話す。
カサスベ中尉はおりの中に閉じ込められ、生きたまま火だるまにされた。
イスラム教で遺体は神に面会するまでの“乗り物”と考えられており、それすらなくなる焼死は最も無慈悲な殺害方法だ。
黒井氏は「ヨルダン軍が参加した空爆でイスラム国の子供も焼死した。因果応報と言いたいのだろう。
また、動画の最後にはヨルダンの軍幹部の実名や住所が列記されている。
これは『おまえらも歯向かったら焼死だぞ』という脅しの意味を持っている」と解説する。
あまりにも残忍な行為に、ヨルダン国民の怒りはピークに達している。
軍事ジャーナリストの神浦元彰氏は「間違いなくヨルダン軍は大規模空爆を行う」と断言。
一気にイスラム国を叩くチャンスなのか。ことはそう単純ではない。
神浦氏は「空爆は行うが、地上戦はやらないだろう。向こうは自爆テロの集団。被害も大きい」。
(>>2へ続く)
ソース:URLリンク(www.tokyo-sports.co.jp)