14/10/19 14:25:08.70
★アイヌ民族4人言語や食事紹介 龍谷短大で公開講座
※写真 アイヌ語では「カムイチェップ(神の魚)」と呼ばれるサケを解体してみせる浦川さん(左)=鳥栖市の九州龍谷短大
北海道の先住民であるアイヌの文化を知ってもらおうと18日、鳥栖市の九州龍谷短大で公開講座があった。
アイヌ民族の4人が講師として訪れ、言語や食事、信仰などを紹介。
参加者は同じ日本に生きる他文化に触れ、理解を深めた。
短大の学生と一般合わせて約200人が参加した。
えりも岬に近い北海道浦河町出身で、東京アイヌ協会名誉会長の浦川治造さん(76)が講演し、食文化体験もあった。
試食したのは「カムイチェップオハウ」(サケと野菜、昆布を煮込み塩で味付けした汁物)、
「コンブシト」(砂糖で甘く煮た昆布をまぶした団子)、「メンクルアマム」(きび飯)の3品。
浦川さんがサケを解体する一幕もあり、「サケは捨てるところがなく、皮は靴や服の材料にする」と紹介した。
同短大人間コミュニティ学科2年の新宮桃子さん(21)と根角香南さん(20)は
「同じ日本なのに全然知らない世界のように感じた。
一方で、アイヌ語由来の言葉など自分たちの日常になっている部分もあり、興味深かった」と感想を述べた。
佐賀新聞 URLリンク(www.saga-s.co.jp)