14/09/22 17:48:25.52
無許可で助産所を開設し、出産時の出血で女性を死亡させたとして、神奈川県警は16日、
業務上過失致死と医療法違反の疑いで、相模原市南区の「のぞみ助産院」院長の女性助産師(69)
を書類送検した。
書類送検容疑は昨年4月27日、入院中だった相模原市中央区の女性=当時(33)=が次男を
出産する際、多量の出血をしたのに必要な措置を取らず、搬送先の病院で同28日に死亡させた疑い。
また1987年2月から神奈川県や相模原市の許可を得ずに助産所を開き、医療法で求められる
緊急時の嘱託先病院も2008年4月以降、決めていなかった疑い。
県警によると、昨年4月27日午後11時半ごろ、助産所で水中出産した女性の血が止まらず、
助産師は同28日午前2時50分ごろに119番した。「目視で1~1・5リットルの出血があり、
医療機関に搬送すべきだった。色が薄く、当初は血液ではないと判断した」と書類送検容疑を
認めている。
相模原市によると、のぞみ助産院は現在も開院している。
助産師は16日、助産院で取材に応じ「血は止まっていたと認識している。適切な処置だった」
と説明する一方で「女性が死亡したのは自分の力不足だった」とも述べた。「4300人以上を
取り上げてきた。今回のような死亡事故はなかった」とし、無許可で開所した認識はないと話した。
URLリンク(www.sponichi.co.jp)