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★ 駐日中国大使「日中、健全な軌道に」 関係改善に意欲
中国の程永華駐日大使は4日、都内で講演し、現在の日中関係について「複雑で困難な状況にある」との認識を示しつつ、
「長期安定、健全な軌道に戻したい」と強調した。安倍晋三首相による靖国神社参拝が「(日本の)戦争責任を曖昧にした」と指摘。
「日本側が誠意を持って政治的な障害を取り除くことが関係改善のカギになる」と述べた。
程大使は現在の日中関係の悪化に「深く心を痛めており、常に解決の糸口を考えている」とし、
「相互信頼を深めるため、絶えず平和的、理性的に交流を続けることが大事」と語った。
日本国内での中国脅威論について「日本の軍事力の強化に利用する傾向がみられる」とし、
両国関係や周辺国にとって「マイナスの影響を与える」と主張した。
南シナ海や尖閣諸島の問題を念頭に「周辺国との紛争や意見の食い違いは対話で解決していく」と話した。
3日には習近平国家主席が首相の靖国参拝以来、初めて日中関係の改善に前向きな姿勢を示した。
程大使の発言もこうした対日姿勢の変化を映したといえる。
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.com)