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★内閣府官僚変死「事件性なし」 7管が捜査終結 [福岡県]
北九州市若松区沖で1月、ゴムボートとともに遺体で見つかった内閣府のキャリア官僚男性=当時(30)=について、
第7管区海上保安本部(北九州)は2日、「遭難による溺死で事件性はなく、捜査を終結した」と発表した。
7管は、韓国や米国の捜査機関に情報提供を依頼するなどして捜査。
男性が留学先の米国から韓国に入国し、自らボートを購入したことを確認した。
遺品のパソコンデータの解析結果などから、韓国・釜山を出航し、日本国内の特定の場所を訪れようとしていたことが判明。
他の人物と接触した形跡はなく、7管は「自らの意思で日本への渡航を試みた」と結論付けた。
訪問予定地や目的は「プライバシーの問題」として明かさなかった。
遺体に外傷や毒物の痕跡はなく、死因は漂流中に低体温症となり、意識がもうろうとする間に海水を飲み込んだと判断。
死亡推定は1月8~15日の間とした。
7管などによると、男性は昨年7月に米国の大学院に留学。今年1月3日、国際会議への出席を理由に韓国に入国した。
6日にソウル市内でボートを購入し、8日に釜山市内で受け取ったことが判明。
18日に漂流するボートが見つかり、20日に遺体が発見された。
内閣府人事課は「研究活動に携わる中で、明らかに目的外の行動を取ったことは残念だ」としている。
=2014/09/03付 西日本新聞朝刊= URLリンク(www.nishinippon.co.jp)