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中国政府が日本との民間交流の窓口として設立した団体が、来月１日から日本の大学生などおよそ
１００人を中国に招待することになり、都内で壮行会が開かれました。
これは、日中の若者の相互理解を促進するため、中国政府が日本との民間交流の窓口として設立した
「中日友好協会」が、来月１日から１週間の日程で日本の大学生などおよそ１００人を中国に招待する
ものです。
３１日夜、都内の中国大使館で壮行会が開かれ、程永華大使が「この交流事業は両国の青年の心の中に
友情の種をまき、中日友好に豊かな財産となります」とあいさつしました。
これに対し、訪中団の学生を代表して、東京外国語大学１年の松本祐輝さんが
「今の中国を知るために目いっぱい楽しみながら交流し、未来に向けた希望をつかみたい」と述べ、
抱負を語りました。
日本側の窓口である「日中友好協会」によりますと、おととし沖縄県の尖閣諸島が国有化されて以降、
中国側が１００人規模で日本の若者を招待するのは珍しく、一行は北京や西安などを訪問し、
現地の大学生と交流する予定です。
大学１年の女子学生は「現在、日中関係はあまりよくありませんが、私たち若い世代が交流の
輪を広げ、お互いを理解し合うことで日中関係の発展につなげていければと思います」
と話していました。
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)