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【ワシントン=白川義和】イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」が米国人ジャーナリスト、
ジェームズ・フォーリー氏(40)を殺害する前に1億ユーロ(約138億円)の身代金を要求
していたことが21日わかった。
米政府は支払いに応じない原則を貫いたが、欧州出身の人質は交渉後の解放例もあり、
米国人人質の殺害が続けば苦しい対応を迫られそうだ。
フォーリー氏と契約していた米ニュースサイト「グローバル・ポスト」によると、
同氏がシリアで誘拐された約1年後の2013年11月、イスラム国から家族に身代金の
要求があった。1億ユーロの支払いか、米国が拘束している囚人の釈放を求めてきたという。
イスラム国側と接触したグローバル・ポスト関係者はCNNに対し、解放に必要な額はもっと
少ないと考えていたと明らかにした。イスラム国から解放された欧州出身の人質に取材したところ、
200万~400万ユーロ(約2億7600万~約5億5200万円)を支払って
いたことがわかったからだという。米紙ニューヨーク・タイムズによると、フランス人4人と
スペイン人3人が今年、それぞれの国から仲介者を通じてイスラム国に身代金が支払われた後、
解放された。両国政府は支払いを認めていない。
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