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パレスチナ自治区ガザでの戦闘から長期停戦へ向け、交渉を続けるイスラエルとイスラム組織ハマスなど
パレスチナの交渉団は１３日、同日中を期限とした３日間の一時停戦をさらに５日間延長し、
１８日までとすることを決めた。だが、１３日夜には双方が攻撃を再開し、一時停戦を維持できるかは微妙な情勢だ。
パレスチナ交渉団を率いるアッザム・アフマド氏は１３日、エジプトの首都カイロで会見し、交渉の焦点になっている
ガザ境界の通行・物流規制の解除について「多くの点で進展があった」と強調したが、いくつかの課題が残っていると語った。
イスラエル側は停戦の延長について発表していない。双方の交渉団は課題を持ち帰り、週末にかけて調整を続ける。
交渉期限まで約２時間となった１３日夜には、ガザからイスラエルへ向けてロケット弾攻撃があり、イスラエル軍は
ガザを空爆して報復した。ハマスが関与したかどうかは不明だが、攻撃の応酬が続けば、長期停戦へ向けた交渉の継続が
難しくなる可能性がある。
７月８日にイスラエル軍の大規模攻撃が始まってから、ガザ側の死者は１９５０人以上、負傷者は１万人以上に達した。
イスラエル側でも、兵士６４人、市民３人の６７人が死亡した。（エルサレム＝山尾有紀恵）
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