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★「お台場泳いでも大丈夫？」国際水連懸念
２０２０年東京五輪で、水泳のオープンウオーター競技（ＯＷＳ）が実施される東京都
港区のお台場海浜公園を、国際水泳連盟ＯＷＳ委員会ロニー・ウォン委員長が３０日、
視察し、懸念される水質の保証を東京都に求める考えを明らかにした。
「泳ぐことに適していると証明できる文書が必要だ」と、述べた。
ＯＷＳは海や湖沼で長い距離を泳ぐ種目で、五輪では１０キロを泳ぐ。
都の調査では、大雨の後にお台場の海水からは基準値を大幅に超える大腸菌群が検出されている。
ウォン委員長は「毎年大会が開かれ体調不良になった選手はいないとの説明を受けたが、
改善の余地はあるだろう」と述べ、一抹の不安を示した。
同公園では２６日、東京五輪を前にお台場の海をＰＲする目的で、都が２日間限定で海水浴場を開き、
小学生ら９０人が海を楽しんだばかり。この海水浴の前に行った調査では、大腸菌の数値など水質に
問題はなかった。東京都の舛添要一知事は同日、「（水質は）大雨が降ると下水処理が追いつかず、
大腸菌が増える」と説明した。
［2014年7月31日12時54分 紙面から］
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東京五輪のプランについて、外国メディアに語る舛添要一都知事（撮影・中山知子）
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