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「親子で学ぶ慰安婦」の嘘
2014.7.31 14:22 (1/3ページ)
このところ日教組がややおとなしいかなと思っていたら、
大分県教職員組合が旅行業法に違反し、新聞広告で韓国での
慰安婦関連施設訪問ツアーを募集していた問題が発覚した。
ツアーは中学生とその保護者が対象で、「親子で学ぶ韓国平和の旅」
と銘打たれている。だが、実際は、元慰安婦が共同生活を送るナヌムの
家に併設された「日本軍『慰安婦』歴史館」を見学するなど、
韓国側の一方的な主張を子供の脳裏に植え付けかねない。
「そういう反日旅行をすることで、子供たちにどういう
教育効果を狙っているのか。理解できない」
下村博文文部科学相は25日の記者会見でこう指摘した。
筆者はたまたま6月にこの「歴史館」を訪ねているので、
改めてその展示内容を振り返り、読者の理解に資したい。
ここでは、日本の過去と現在が厳しく糾弾されており、
展示物にはそれぞれ日本語の解説が添えられていた。例えばこんな調子だ。
《(慰安婦の)数は5万から30万人程度と推定されている。
日帝は特に朝鮮人の女性たちを軍“慰安婦”として広範囲に動員した》
30万人という荒唐無稽な数字も記されているが、
現代史家の秦郁彦氏の推計では慰安婦の総数は2万~2万数千人であり、
朝鮮人はそのうち2割程度だった。
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