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【書評】「WiLL」花田編集長が読む「ディス・イズ・コリア」(室谷克実著)
2014.7.27 10:55 (1/2ページ)[雑誌・書籍]
韓国の国民性3つにため息
取材に来た朝日の記者がこう聞いた。
「室谷さんはなんで急に韓国批判を始めたんですか」
室谷さん、いささかムッとしたそうだが当たり前だ。
室谷さんの韓国批判は決して朝日のいう「嫌韓ブーム」に乗ったものではない。
時事通信社の韓国特派員をつとめたのが、1980年だから、もう35年も韓国と関わってきた。
年季が入っているのである。
『悪韓論』『呆韓論』に次ぐ「室谷韓国論」の強みは、それがすべて、韓国のメディアが報じたことに
基づいて論評している点である。
韓国メディアが「室谷韓国論」を批判しようとすると、全部自らにふりかかってくるから韓国側としても始末に悪いだろう。
この本はセウォル号沈没事件に関する韓国メディアの報道を徹底的に分析することによって日本人には
理解しがたい韓国人の国民性を明らかにしたものだ。
室谷さんによると韓国の国民性は3つで言い尽くせる。
(1)パリパリ文化
(2)ケンチャナヨ文化
(3)声闘文化
(1)の「パリパリ」は「急げ、急げ」の意味。〈韓国人は時間にルーズなのに何ごとも急ぐ〉
室谷さんの体験では今の時間、出口は混んでるからと、ホテル地下駐車場の入り口から出たタクシー。
一方通行を猛スピードで逆走したタクシーなど。
(2)「ケンチャナヨ」。意味は「いいでしょ」。
セウォル号は最大積載量987トンなのに3788トンの貨物や車両を積んでいた。どうしてそうなるか。
〈取り締まられる側が「ケンチャナヨ(いいでしょ)」と言い、取り締まる側はそれに応えて
「ケンチャナヨ(マァ、いいだろう)と明るく言うのだ」〉
(3)の「声闘文化」。とにかく韓国人はよく人を責める。しかも声高に。そして必ず「お前じゃダメだ。(最高)責任者を出せ」。
読むほどに、こういう国民とつき合っていくのも大変だとため息が出てくる。(産経新聞出版・本体850円+税)
評・花田紀凱(『WiLL』編集長)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)