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★百田尚樹氏の発言に対する朝日新聞の記事について
2014年07月26日 00:21 参・みんな/元NHKアナウンサー 和田政宗
朝日新聞が、百田尚樹氏のNHK経営委員会での発言に噛みついていますが、批判をするなら
正しい認識に基づいて記事を書くべきであり、しかも、このような記事はメディアの独立性を
脅かすものになりかねません。
百田氏の発言は、ニュースウオッチ9での大越キャスターの在日韓国朝鮮人の“強制連行”
発言を受けてのものですが、朝日新聞によると、百田氏は「在日韓国・朝鮮人を日本が強制
連行したと言っていいのか。間違いではないか」「日韓併合後に強制連行は無かった。
NHKとして検証したのか」などと問いただしたということで、朝日新聞は「放送法は委員の
個別番組への干渉を禁じていて、同法に抵触する恐れがある」と記事で指摘しています。
しかし、朝日新聞の記事を読む限り、百田氏の発言は「干渉」ではなく「質問」にあたります。
これを朝日新聞は“放送法に抵触の恐れ”と指摘しますが、「経営委員が番組に意見や感想を
言うのは当然である」と、経営委員会もNHKも同じ認識を持っています。
これは、過去の経営委員会の議事録で明らかです。
朝日新聞の指摘に則れば、放送後の番組に経営委員が意見を言えば放送法に抵触する恐れがあり、
例えば極端に右の番組が作られた際にも経営委員は何も意見を言えないということになります。
記事を書いた記者は、過去の経営委員会の議事録をしっかり読んだのでしょうか。
繰り返しますが、正しい認識に基づかないこのような記事は言葉狩りに近いもので、
メディアの独立性を報道機関自らが脅かすものになりかねません。
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