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防衛省が垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの導入に伴い、
陸上自衛隊にオスプレイ部隊を新設することが22日、分かった。
離島防衛・奪還作戦の主軸となる「水陸機動団」の輸送に加え、
航続距離の長さを生かした警戒監視や災害派遣など多様な
任務で柔軟に運用するため、機動団から独立させる。
平成27年度予算案概算要求にオスプレイ部隊の「準備隊」編成を
視野に部隊構築費を盛り込む。
武田良太防衛副大臣は22日、佐賀県の古川康知事と会談し、
陸自が導入するオスプレイ17機を31年度から佐賀空港(佐賀市)に
配備する意向を正式に伝達した。陸自の目達原(めたばる)駐屯地(同県吉野ケ里町)の
ヘリコプター約50機も移駐させ、佐賀空港に配置する部隊規模は約700~800人になるとの
見通しを明らかにした。武田氏は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾=ぎのわん=市)の
オスプレイについても、同県名護市辺野古への移設が実現するまでの間、
佐賀空港に暫定配備をする可能性があると説明。
27年度概算要求が締め切られる8月末までに地元の同意を得たいとの認識も示した。
古川氏は会談後の記者会見で「賛否は白紙だ。(防衛省との)やりとりは続けていく」と述べた。
防衛省は、17機を佐賀空港に配備した上で、その後に導入する
機体については他の地域の2カ所程度に分散配備することを想定しており、
オスプレイ部隊は水陸機動団から独立させた方が運用しやすいと判断している。
ただ、導入当初は水陸機動団が傘下部隊として運用し、
他の地域への配備を終えた後、改めて独立させる案もある。
27年度概算要求では佐賀空港隣接地に駐機場や格納庫を
整備するための用地取得費を盛り込む。陸自隊員の
米国研修など教育訓練費の計上も検討している。
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