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★日本語・英語・中国語・韓国語対応のオープンソースフォント「Source Han Sans」
2014年07月16日 10時10分55秒
URLリンク(i.gzn.jp)
AdobeとGoogleが共同開発した多言語対応のオープンソースフォント「Source Han Sans」がリリースされました。
Source Han Sansの基本デザインを担当したのはAdobeのフォント開発チームでシニアデザイナーを務める
西塚涼子さんで、彼女は「かづらき」「りょう」「りょうゴシック」などのフォントをデザインした人物としても有名です。
Source Han Sansのスケッチ原本はこんな感じ。
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新しく作成されたSource Han Sansは、英語・日本語・中国語・韓国語をカバーしていながらオープンソースで
提供されるという貴重なフォントなわけですが、他にも紙に印刷した際に読みやすいようにデザインされていたり、
スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイス上でも読みやすい文字を目指して作成されています。
実際にSource Han Sansを使って「朝に辞す白帝彩雲の間」と記述するとこんな感じで、
上から中国語の簡体字・中国語の繁体字・日本語・韓国語・英語になります。
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Source Han Sans作成プロジェクトでは、日本語フォント作成のためにイワタと、ハングル文字のデザインでは
Sandoll Communicationと、中国語の漢字作成時にはChangzhou Sinotypeに協力を仰いでおり、これにAdobeと
Googleを加えた5社がコラボレーションすることでオープンソースのSource Han Sansが誕生しています。
左から簡体中国語、繁体中国語、日本語および韓国語における「骨」。
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左から簡体中国語、繁体中国語、日本語、韓国語における「曜」、といった具合に同じ漢字でも言語ごとに
違ったデザインのものが準備されています。
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なお、このフォントはAdobeのフォントサブスクリプションサービスTypekitにて提供される他、
SourceForgeとGitHubからも入手可能です。
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