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★中国外務省、南シナ海問題への不介入を米国に要請
2014年 07月 15日 16:05
中国外務省は15日に声明を発表し、米国に対して南シナ海問題に介入しないよう求めた。
問題の解決は関係諸国に任せるべき、と強調した。
米国務省のマイケル・フックス副次官補(戦略・多国間問題担当)は11日、
ワシントン市内で講演し、南シナ海問題をめぐって緊張が高まっていることについて、
ある特定の国の責任ではない、と指摘。ただ同時に、中国は「挑発的で、一方的な」
行動をしており、国際法に従う意思があるのか疑わしい、とする米国政府の見解を
あらためて示した。
フックス副次官補は、南シナ海の領有権を主張する諸国に対して、対立をエスカレート
させる行為を自主的に「凍結」するよう要請した。
中国外務省は声明で、中国は南沙諸島に対して反論の余地のない主権を有していると主張。
中国の領土を「不正に占拠している」諸国に対して、人員や機材を即刻撤去するよう
引き続き要求する、としている。
そのうえで、米国を念頭に「域外の国は中立を守り、平和と安定を維持しようとする
域内諸国の共同の努力を尊重するよう望む」とした。
URLリンク(jp.reuters.com)