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★「長崎の教会群」を世界文化遺産に推薦決定
世界文化遺産への登録を目指す候補として、文化庁は「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を推薦することを決めました。
文化庁は１０日、文化審議会の部会を開き、国内の暫定リストに掲載されている５つの遺産を審査し
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を世界文化遺産に推薦する方針を決めました。４世紀という
長期にわたってキリスト教を通じた日本と西ヨーロッパの価値観の交流を物語る遺産だとして評価されました。
長崎の教会群をめぐっては、文化庁は去年も推薦を決めていましたが、その後、内閣府が推薦を決めた
「明治日本の産業革命遺産九州・山口と関連地域」が去年は日本としての推薦遺産となり、
１年で１件とされている世界文化遺産の推薦には長崎の教会群はなっていませんでした。
文化庁では今回の決定をふまえ推薦の手続きを進める方針で、来年１月には政府として正式に
ユネスコに対し推薦書が提出される予定です。（10日18:15）
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