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★中国人の62歳男性、7時間かけて金門島まで泳ぐ・・・理由「民主がある台湾に住みたい」
2014-07-07 17:47
台湾の衛星テレビTVBSによると、中国黒龍江省の男性が5日、台湾が支配する金門島に泳ぎ着いた。
対岸の福建省厦門(アモイ)から7時間かけて泳ぎ着いたという。同男性は動機について「民主のある
台湾に住みたい」などと話した。ただし、中国政府も台湾政府も相手側からの亡命者は認めておらず、
男性は中国に送還される見込みという。
男性は5日午後1時ごろ、救命胴衣をつけてアモイから泳ぎはじめ、約7時間後の同日午後8時ごろ、
金門島についた。アモイから金門島への距離は約2キロメートルだ。
金門島の海岸巡視隊が男性を見つけ、事情を聞いたところ「台湾には民主的な生活がある。
台湾に定住したい」と答えた。男性は人民元で800元(約1万3000元円)程度しか所持していなかった。
現在は中国政府も中国政府も台湾政府も相手側からの亡命者は認めておらず、男性は中国に送還される見込みという。
◆解説◆
台湾ではかつて、朝鮮戦争で捕虜になり、大陸への帰還を拒否した軍人や、
中国大陸から亡命してきた軍人や民間人を「反共義士」とよんで保護したが、1991年からは認めなくなった。
台湾への亡命を理由にハイジャックした者については、1980年までは亡命を認めたが、
その後は一般の刑事犯として扱っている。
1949年から50年代にかけては、台湾から軍用機を操縦して中国大陸に亡命した者も非常に多かった。
軍用機による台湾から大陸への亡命は1980年代まで続いた。
中国大陸側も台湾側も亡命を歓迎し、賞金を渡すこともした。軍用機や軍艦などの種類により、賞金を定めていたという。
民間人としては、2008年から12年まで世界銀行のチーフエコノミストを務めた林毅夫氏が、
台湾から中国大陸への亡命者だ。台湾・宜蘭県の出身だが、1979年にアモイから金門島まで泳いで渡り、亡命した。(編集担当:如月隼人)
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