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政府は３日、ソマリア沖アデン湾で実施している海賊対処の
多国籍部隊の司令官ポストに、自衛隊幹部を派遣する方針を固めた。
海賊対処は国際的には警察権の行使として位置付けられており、
他国の武力行使とは一体化しないと判断。他国軍との
連絡調整を担う司令官を派遣しても、法的問題はないとした。政府関係者が明らかにした。
海上自衛隊による海賊対処活動の１年延長と合わせて、
与党の了承を得た上で近く閣議決定する。派遣時期は決まっていない。
司令官ポストは多国籍部隊の参加国が約３～４カ月で、
持ち回りで交代している。昨年１２月に日本が多国籍部隊に参加したため派遣要請が来ていた。
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