14/07/02 19:10:44.48
昨日、集団的自衛権の行使容認が閣議決定されたことに対し、一貫して世論を反対誘導しようとしてきた新聞、テレビは
政府の暴挙と指弾し続けるだろうが、しかしこれは「普通の国」になる「通過儀礼」と心得るべきだろう。
日本の常識は世界の非常識と呼ばれぬようになるにはまだ時間がかかるが…
▼「普通の国」とは、国益を最優先し、言うべきことはきちんと言う。守るべきはきちんと守る。謙遜はするが自らを
必要以上に貶めたりなどしない。そういう当たり前が当たり前で通用する国のことである。その当然がこの国では当然でなく、
すべて「触らぬ神にたたりなし」で物事を済ませてきた
▼それは自国が平和ならそれでいいという、利己をオブラートで包んだ「一国平和主義」の変化形であり、
「強くなければ生きていけない」という世界の鉄則にあえて目をそむけ、こちらから手出ししなければ相手も手は出さないはずと
自らに言い聞かせてきた。だが、そんなお人好しの国などどこにあるだろう
▼物事には必ず二面性がある。集団的自衛権にもあらゆる仮定を否定できないものがある。だが、過去の実例などからも
個別的自衛権だけでは対応できない事態が想定されるのも事実で、ＰＫＯなどで自衛隊が派遣された場合、
他国軍との相互安全提携の必要性もうまれるだろう
▼それでも憲法解釈上行使容認はできないというのが「民意」だとしたら、閣議決定は暴挙だろうが、まずは自論を優先させて
その民意とやらを膨らませてきた誰かがいるのも事実。
ソース：URLﾘﾝｸ(www.tohkaishimpo.com)