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安倍総理大臣は３０日夜、総理大臣官邸でブータンのトブゲイ首相と会談し、今後のブータンとの経済協力の在り方などを話し合うため、
外務省の局長級による協議の場を新たに設けることで一致しました。
日本政府は、インドや中国と国境を接しているブータンとの関係を強化したいとしています。
会談で、安倍総理大臣が、「ブータンには美しい棚田や守るべき伝統があり、日本との共通点も多い。文化や経済など、さまざまな分野で
両国の関係を発展させたい」と述べたのに対し、トブゲイ首相も、「日本との友好関係は５０年を超えており、両国関係をさらに強化したい」と述べました。
そして、両首脳は農業やインフラ整備への支援に加え、投資の促進や、電気自動車の普及に向けた技術協力といった、今後の経済協力の
在り方などを話し合うため、外務省の局長級による協議の場を新たに設けることで一致しました。
また、会談で、安倍総理大臣が、みずから掲げる「積極的平和主義」に基づき、地域や国際社会の平和と繁栄に積極的に貢献する姿勢を
説明したのに対し、トブゲイ首相は理解を示したうえで、国連の安全保障理事会の改革を進め、日本の常任理事国入りを支持する考えを示しました。
ソース NHK
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