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【科学】“秒速8キロ”脅威の速度で飛ぶ「宇宙ごみ」拾いに挑む日本の若者 - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
14/06/27 14:05:38.51
★“秒速8キロ”脅威の速度で飛ぶ「宇宙ごみ」拾いに挑む日本の若者
2014.6.27 08:09

東日本大震災では多くの若者がガレキの後片付けに汗を流した。登山家の野口健さんはエベレストのごみ拾いに
臨んでいる。ブラジルのワールドカップでは日本の若者がスタンドのごみ拾いをして世界中から称賛を浴びた。
どこでも環境に配慮する姿は日本人の美徳であり誇りだ。8000メートル級の山でのごみ拾いも途方もない
挑戦だが、地球から700~1000キロ上空の宇宙空間で宇宙ごみ(スペースデブリ)拾いに挑もうという若者もいる。

宇宙のごみは金属破片である。しかもその破片は宇宙空間を秒速8キロという驚くべき速度で飛んでいる。
ライフル弾は秒速800メートルだ。シンガポールでスペースデブリ除去専門会社アストロスケールを立ち上げた
岡田光信さんは、15歳の時に宇宙飛行士の毛利衛さんから「宇宙は君達の活躍するところ」という色紙をもらって
宇宙熱に火がついた。宇宙飛行士になるよりも「宇宙と人類」に貢献したいと思っていた。この気持ちは大学時代も
大蔵官僚、米国系コンサルティング会社、ライブドアの役員時代も一貫して変わる事はなかった。

岡田さんがスペースデブリ除去事業を思いついたのは今宇宙空間に2万個以上の金属破片が超高速で乱れ飛んでいると
いう事実を知った時だ。宇宙ごみとは役目を終えた衛星や壊れたロケットの残骸だ。これらの金属片がもしISS
(国際宇宙ステーション)に衝突したらISSは一瞬にして破壊され新たな宇宙ごみとなる。

ではこんな大事な問題を世界の大国はなぜ放っておくのか? それにはいくつかの理由が考えられる。NASAや
JAXAのミッションは宇宙開発、つまり前進であり、前進とは直接関係のないごみ掃除には関心が薄い、予算もない。
形も大きさも様々な超高速飛行中の金属片を捕まえて除去する技術的な問題、どこが費用を負担するかという経済的な問題…。

さらに厄介なことは、デブリ除去技術はすなわち稼働中の衛星破壊技術にも通じるので各国とも政治的・軍事的な思惑から
手を出しかねている。

しかし岡田さんは民間だからこそ各国の思惑を乗り越えて実現できると信じている。アストロスケールの戦略はまず2万個の
デブリの中でも比較的大きな物にターゲットを絞り、別途打ち上げた衛星からマザーと呼ばれる推進衛星をデブリに接近させ、
その後マザーからボーイと呼ばれる子機を発射して目標物に接着させる。そしてその子機の推進力を使って子機もろとも
デブリを大気圏に突入させ摩擦熱で消却するというものだ。子機が大きな衛星の残骸に抱きつき共に大気圏に飛び込む、
言うなれば抱きつき心中である。

問題は当面の開発費の工面だが、岡田さんは楽観的だ。世界中の子供たちのメッセージを月に運ぶ「月面ドリームカプセル」
を打ち上げたり、マザーで現在稼働中の各国の衛星を検査するメンテナンス業務請負などで当面の開発費を捻出する考えだ。

大国が躊躇(ちゅうちょ)しているチャレンジに日本の若者が挑む。ライブドアで洗礼を受けた連中は逞(たくま)しい。
日本の若い衆はいいねえ。(実業家 平松庚三)

URLリンク(sankei.jp.msn.com)


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