【和歌山】室町創業550年の超老舗和菓子「駿河屋」の波乱万丈…グリコ森永事件で脅迫状、架空増資で摘発の末に破産手続きat NEWSALPHA
【和歌山】室町創業550年の超老舗和菓子「駿河屋」の波乱万丈…グリコ森永事件で脅迫状、架空増資で摘発の末に破産手続き - 暇つぶし2ch1:◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★
14/06/26 15:12:08.23
★【ビジネスの裏側】室町創業550年の超老舗和菓子「駿河屋」の波乱万丈…グリコ森永事件で脅迫状、架空増資で摘発の末に破産手続き
2014.6.26 07:00

室町時代中期の寛正2(1461)年の創業で、江戸時代には紀州徳川家御用達だった和菓子メーカー「駿河屋」
(和歌山市)が先月、民事再生法に基づく再建を断念し、事業を停止した。和歌山や大阪などの全店を閉鎖し
社員を全員解雇。和歌山地裁が破産手続きの開始を決定した。練羊羹発祥の店との説もある「老舗中の老舗」で、
グリコ・森永事件で脅迫状を送りつけられた企業の一つでもある。しかし破産手続きを進めることになり、
駿河屋の和菓子は、もはや味わうことのできない記録と記憶だけの歴史になろうとしている。(地主明世)

◆会社設立後の波乱万丈
「お客様には長らくのご愛顧を賜り、ありがとうございました」。和歌山市駿河町の本店「駿河町本舗」は
カーテンが下ろされ、張り紙だけが寂しく残っている。

創業550年余りだが、企業として設立されたのは昭和19年。当時は、駿河屋食品工業だった。
製法を確立したともいわれる練羊羹や焼饅頭などが親しまれ、36年には東証・大証2部に上場した。
ピーク時の平成4年の売上高は60億2500万円に上った。

ところが、会社設立後の歴史は波乱万丈だ。昭和60年には、グリコ・森永事件の犯人グループから
「グリコや森永のような目に遭いたくなかったら5千万をだせ」と脅迫文を送られたことでも知られる。
その後、上場基準を維持するための架空増資事件で平成16年に当時の社長らが逮捕されると、
17年に上場廃止となって信用も失墜した。

有価証券報告書によると昨年3月時点での従業員数は110人で、平均年収は270万円程度。
平均年齢は46・5歳で、働き盛りの社員が多かったが、経営状態の悪化は止められなかった。
そして、今年1月に民事再生法を申請した。

それでも再生は可能との見方が社内外であった。それは、今年3月の駿河屋の従業員向けの資料からもうかがえる。

「事業再建のためのスポンサー候補会社様を募っておりましたところ、複数の会社様からご提案頂きました」
と記され、第1候補として創業400年近くを誇る老舗、千鳥屋宗家(兵庫県西宮市)が浮上した。
従業員の雇用を守るため事業譲渡の交渉を進めてきたが交渉は決裂。5月29日にすべての事業を停止、
全社員解雇という結末を迎えることになった。

駿河屋は具体的な経緯や理由については沈黙しているため、今となっては知ることはできないが、
東京商工リサーチ和歌山支店の田端健二課長は「店舗展開が旧来型で、全国チェーン店などの進出による
競争に勝てなかった」と説明する。

新商品の開発も、製造ラインを入れ替えてまで大胆に進めることはなかったとの見方もあり、田端課長は
「じり貧状態でぎりぎりまで頑張ったのだろうが、もっと早く民事再生の手続きをしていれば、
名前は守れたのではないか」と指摘する。 >>2へ続く

URLリンク(sankei.jp.msn.com)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch