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テレビ朝日「報道ステーション」は安倍政権発足以降、政権に対して批判的な報道を行ってきたが、集団的
自衛権の行使容認に向けた政府の行動方針が浮上して以来、放送法の定める「公平、公正」などどこ吹く風、
連日連夜にわたって総力挙げての「集団的自衛権行使、絶対阻止」キャンペーンを核にした安倍政権や自民党
を批判する報道に終始している。
この広報役を担っている中心人物は同番組で「解説」を担当している朝日新聞論説委員の恵村順一郎氏。
６/１７（火）、恵村氏「解説」抜粋＝集団的自衛権行使問題
政府は限定容認だからいいんじゃないかと言っているんですけれども、首相が「恐れがある」と判断すれば
自衛隊に戦場に行けと命じることができるわけですよね。「限定」と言うことに意味はない、歯止めにはならない
と言えると思います。
それから、政府は後方支援だからいいじゃないかと言ってるわけですけれども、戦場で攻撃をされれば反撃を
することが避けられないですよね。そうすると人を殺したり殺されることになってしまうわけですね。
これは正に戦争に参加するということなんです。そして戦場に行くのは誰なのかということです。
安倍首相でもないし国会議員でもないわけですよね。若い自衛隊の方々がですね、戦場に行って人を殺し
殺されるような任務を課されるわけですね。それが「集団的自衛権（行使）の本質」だと思います。
６/１９（木）、恵村氏「解説」抜粋＝石原環境相の「金目」失言問題
政治家の方がお詫びするときに「誤解を招いたのでお詫びします」という言い方をしますよね。これは「真意は
違うんですよ」と、聞いてる方が誤解しているんですよというニュアンスを感じちゃうんですよね。
今回の石原発言ですけれども、これは誤解されてなんかないですよね。最後はお金で（けりをつけて）、住民に
負担を強いるというやり方は自民党政権のいつものやり方なんですよね。例えば原発の自治体にですね、
交付金を配って原発を受け入れてもらうといったやり方がそうですよね。
それから辺野古の海に米軍基地を作るというというときにですね、年３０００億円の振興予算を約束するという
やり方もそうなんです。
けれどもそのお金がですね、福島ではこの３年、分断を招いてきたわけですよね。賠償を受け取っているのか
受け取っていないのかもありますし、金額が多いのか少ないのかということもあるわけです。
そもそも福島の人々が本当に欲しがっているのはお金なんでしょうかということなんですよね。本当に欲しいのは
放射能を気にしないで暮らせる生活であり、あるいは家族全員が安心して暮らせる故郷（ふるさと）なんだと思う
んです。安倍政権は原発再稼働も辺野古移設もですね、これを押し通す構えです。
石原発言が映し出しているのはですね、人々の心を最後はお金で仕切ろうとする自民党政権の本音なんじゃ
ないかと思います。
URLﾘﾝｸ(getworld.ddo.jp)
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動画： URLﾘﾝｸ(youtu.be)