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★中国産の米を「国産」で販売 福井の業者を家宅捜索 京都府警
2014.6.18 12:13
中国産米を国産と偽り販売したとして、京都府警と福井県警の合同捜査本部は１８日、
不正競争防止法違反の疑いで、福井市の米穀卸売会社「ライズ」と京都市南区の関連会社
「ライスワン」など、関係先十数カ所を家宅捜索した。
捜査関係者によると、今年１月、ライズが中国産米を国産と偽って販売しているとの情報提供があり、
捜査を開始。同社の米を鑑定した結果、国産１００％と表示された商品に中国産米が数十％
混ざっていることが分かったという。
米は同社の男性社長（６５）が社長を兼務する子会社などが精米や袋詰めを行い、
ディスカウントストアやスーパーに卸していた。合同捜査本部は男性社長が偽装を指示
していたとみて、同容疑での立件を視野に捜査を進めている。
合同捜査本部は１８日朝から、約１００人態勢で本社など関係先を捜索。出勤してきた
従業員の女性は「何があったのか、わけがわからない」と戸惑いを隠せない様子だった。
同社は平成１７年にも中国産米などが混ざった米を「コシヒカリ１００％」と表示し販売したとして、
農林水産省から業務改善命令を受けている。
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)