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★【富山】がれき受け入れ 反対活動を記録 震災後、今年3月まで
2014年6月16日
東日本大震災で被災した岩手県山田町の震災がれきの広域処理をめぐり、県内でのがれき受け入れに
反対した住民らが経過や活動内容をまとめた冊子「平成がれき騒動-震災がれき広域処理(新川地区)
と向き合って」を作成した。A4判で92ページ。受け入れに反対した新川地区の住民でつくる
グループ「にいかわ未来」が、今年1月から5カ月かけて編集した。(石井真暁)
冊子には、受け入れに反対した県東部の市議や市民団体などの十九人による寄稿を掲載したほか、
がれき問題をめぐる国や県内自治体、市民の動きなどを震災直後から今年三月まで年表にまとめた。
住民から関係自治体の議会や組合への抗議文や陳述書、要請書なども載せている。
冒頭では、タイトルの平成がれき騒動を、二〇一八年で百周年になる米騒動から発想したと説明。
「女性たちが立ち上がった点で今回の騒動と通じる」とし、「市民が行動するときの参考に」と結んでいる。
◆県内団体が冊子「伝える責任がある」
にいかわ未来のメンバーの河内かおりさん(42)は「がれき問題のように、住民の声が行政などに
無視されることが繰り返されるのではと心配。物事がすぐに忘れられる中で、記録に残し、検証し、
伝えていくことが大人の責任」と、冊子を作成した理由について話した。
県内では、富山地区と新川の両広域圏事務組合、高岡市が山田町から受け入れたがれき
約千二百六十トンを処理した。冊子の問い合わせは、にいかわ未来のホームページへ。
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
震災がれきの受け入れ経過などをまとめた冊子
URLリンク(www.chunichi.co.jp)