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★【社会】平和や原発考える集会 明大、会場提供を拒否
2014年6月17日 朝刊
日本ジャーナリスト会議(JCJ)とマスコミ九条の会が十九日に開く平和をテーマにした集会が、
会場の明治大(東京都千代田区)に開催一週間前になって利用を断られ、急きょ文京区民センターに
変更を余儀なくされた。大学側は「学生の安全を第一に考えた」とするが、主催者によるとこれまで
集会で利用制限されたことはなかった。自由な精神や学問の象徴であるはずの大学の「拒否」を、
関係者は批判している。
集会は「安倍政治と平和・原発・基地を考える緊急集会」で、ジャーナリストの青木理さんや金子勝
慶応義塾大教授らが登壇し、集団的自衛権などを通して平和を考える内容。学内開催を呼びかける告知もしていた。
主催者側によると、会場の利用は共催団体メンバーの明治大教員を通じて開催一カ月前に大学に伝え、
決まった。昨年までも特定秘密保護法を考える集会などで同様に申請し、そのまま利用を認められていた。
だが今回、大学は開催一週間前の十二日、利用申請書と主催団体の会員名簿、集会内容の詳細の提出を
教員に求めた。「会員名簿は個人情報」と断ると、利用が認められなくなった。
大学広報担当によると、今月上旬、学内で会場利用の手続きを厳格化。五月に学外の団体が村山富市
元首相の講演会を開いた際、約十台の街宣車が大学周辺を回ったり、今月上旬の集会で隣の教室の
授業をほかの教室に変更するといった出来事が続いたと説明する。
日本ジャーナリスト会議事務局次長の阿部裕さんは「(自由な表現活動の)萎縮効果をねらう安倍政権の
影響だろうか。大学は、もっと大胆に受け入れるべきではないか」と話す。
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