14/04/03 17:37:22.37 gHAZ+XQ20
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以上見てきたように、異なった年齢層、異なった検査方法による異なったスクリーニング結果であっても、年齢バイアスを
排除する(年齢補正)、触診のエコーに対する検出力を評価する(検出力補正)、これら補正によって比較可能になる。現
段階での福島の多発可能性を否定することは困難と思われる。
その上で、先月末発表の環境省対照群検査の結果を考えたい。結論を言えば、(1)福島と対照群検査の結果には「年齢
バイアス」が存在しており、両者は比較不可能である。(2)かりに年齢補正しても、対照群検査はサンプル不足であり、「頻
度」の確定が不可能、福島との比較はおよそ無意味である。
(1)年齢バイアスについて。対照群検査の被験者は0-3才の赤ちゃんが排除され、また10代に偏在したサンプル設定が
なされている。この点で、年齢階級が均等な福島との間に典型的な「年齢バイアス」が介在し、結果を歪めている(以下図)。
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福島と環境省対照群検査のそれぞれの年齢構成をイメージしたのが以下図である。福島が均等な年齢構成であるのに対
して、対照群は高年齢層に偏ったサンプリングがされている(赤ちゃんは被験者から完全に排除されている)。
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