14/04/03 17:24:26.68 gHAZ+XQ20
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以上のことを踏まえ、本題に入る。ただし、対照群検査の結果は情報が不足しているので、環境省がスクリーニング効果
説の例として挙げている千葉大検査(2001年)及び福島との比を通じて、議論を展開したい。千葉大検査の概要、および結
果は以下図
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千葉大では触診・エコー検査により、2,497人に1で癌が発見された。福島は2,849人に1人の頻度(後に述べるように、対照
群はサンプル不足で頻度不明)。千葉大と福島の頻度はほぼ同等、環境省がスクリーニング効果説の根拠とする所以で
ある。
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福島と千葉大の頻度はよく似ている(2,849人に1人 VS. 2,497人に1人)。しかし、両者は母数となる被験者の年齢層が異な
り、発見率にはバイアスが介入している(年齢バイアス)。この点を国立がんセンター統計で確認したい(以下図)
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千葉大の被験者は18-30才、福島は0-21才である。がんセンター統計で0-5才年齢階級のケースを1とすれば、15-
19才階級はその30倍、25-29才は119倍である。千葉大の母数は福島よりも遥かに癌罹患率が高い集団で構成されてい
る
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