14/04/03 17:19:41.44 gHAZ+XQ20
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(環境省)対照群検査2014年3月28日の発表についての考察(1) 3月28日に青森、山梨、長崎(以下、他地域と略する)の
対照群検査の被験者から1名の甲状腺癌が発見されたと環境省が発表しました。この点について、幾つか考えたいと思い
ます。
まず、福島健康管理検査(14回発表)の基礎的データ。福島では269,354人の子どもが一次検査を受け、現在74人の甲状
腺癌が発見されている。H23-25年の平均では10万人対35.1人(2,849人に1人)の頻度である。
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山下俊一氏らのチェルノブイリ三国でのエコー検査結果(Shunnichi Y et al. 1997)が以下図。ゴメリ州10万人対192人、平
均10万人対52.2人(ゴメリを除いた平均は25.1人)。直接比較では、福島の頻度と同等である
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環境省の今回の発表によれば、(1)福島の癌の発見頻度は他地域とほぼ同じ、(2)スクリーニングをすれば癌はたくさん
見つかる。環境省は「同じ頻度で発見された」と言っているが、「福島は多発ではない(被曝影響は存在しない)」とは言明し
ていない
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今回の発表は昨年の発表のデジャブである。3.11前には「子どもの甲状腺を調べて7割に異常がある」との医学的知見は
皆無であった(2006-08年の韓国甲状腺エコー検査では大人でも58%である)。これで納得できる人はかなりの幸せ者で
ある。
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