STAP細胞の懐疑点 PART394at LIFE
STAP細胞の懐疑点 PART394 - 暇つぶし2ch35:名無しゲノムのクローンさん
14/05/26 23:43:48.14
 ◇「オネスト・エラー」を「悪意のない間違い」

 STAP細胞論文問題で、理化学研究所が小保方(おぼかた)
晴子・研究ユニットリーダー(30)の研究不正を認定した根拠の規定に、
英文の「誤訳」があると専門家が指摘している。
小保方氏が不正を否定する根拠とした「悪意のない間違い」との表現で、
準拠した米国の規定では「オネスト(誠実な)・エラー」だった。
理研もあいまいさの残る和訳が混乱を引き起こしたことを認め、見直しを始めた。

 理研は2005年12月、前年に起きた論文不正問題を受け、
研究不正への「基本的対応方針」を策定。研究不正の定義について、
米国の「連邦政府規律」に準じた。「悪意のない間違い」との訳語は
12年9月に定めた現行の規定でも踏襲された。

 これに対し、愛知淑徳大の山崎茂明教授(科学コミュニケーション論)は
「規定で『オネスト』を『悪意のない』と訳しているのは驚きだ。
世界的には研究不正の判断に悪意の有無は関係ない」と指摘する。
研究不正に詳しい大阪大の中村征樹准教授(科学技術社会論)も
「『オネスト・エラー』は、研究の世界で通常受け入れられている手法をとり、
それでも誤りがあった場合と考えるべきだ」と話し、「誠実に行った上での間違い」と翻訳するよう提案する。

 調査委は8日公表した報告書の最初のページに「『悪意』について」との項目を設け、
「国語辞典などに掲載されている法律用語としての『知っていること』の意であり、
故意と同義のものと解される」と表記。委員長の渡部惇弁護士は記者会見で
「(規定の)悪意とは偽装など加害の意図を必要としない」などと用語解説に追われた

 阪大の中村准教授は「『悪意』という訳語が混乱を招いたのは確かだ。
規定は理研の研究者に対するメッセージでもあるから、表現の見直しは妥当だ」と話す。


STAP論文:小保方氏の研究不正 理研の認定根拠に「誤訳」
URLリンク(mainichi.jp)


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