14/05/27 00:41:23.35
総合科学技術・イノベーション会議の初会合が2014年5月23日、首相官邸で開催された。
19日に総合科学技術会議から改組されて初めての本会議となる。6月に閣議決定する
科学技術イノベーション総合戦略の案を示すとともに、健康・医療分野を除く、
SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)10課題への予算配分を決めた。
安部総理は「先月成立した法律改正により、本日から、この会議の名称は『総合科学技術・
イノベーション会議』として、新たなスタートを切ることになる。イノベーションを加えて長くした意味は、
単なる研究開発の促進のみならず、その成果を産業化等の出口へつなげていくことを
明確にしていくという強い意志を、付け加えたもの」と挨拶した。
新たなイノベーション総合戦略では、産学官連携の下、政府一体となって強力に推進するSIPと
ImPACT(革新的研究開発推進プログラム)を2大「国家重点プログラム」と位置づけた。
その上で、これまで各省の政策を取りまとめただけだった取り組むべき政策課題のうち3つ
(エネルギー、次世代インフラ、地域資源)について、SIPを中心に据えて、再構築した。
つまり、政策の中心はあくまでもSIPであり、各省の施策をそれを補完するという位置づけになった。
健康長寿は、健康・医療戦略推進本部の「医療分野の研究開発に関する総合戦略」に基いて、
医療品・医療機器開発の強化、臨床研究・治験への体制整備、世界最先端の医療の実現、
疾患に対応した研究の強化を図る。そのため、SIP予算500億円のうち、175億円を調整費として、
医療分野の研究開発について配分していく。
また、2020 年オリンピック・パラリンピック東京大会を機会に、東京をまるごと世界最先端の
イノベーションのショーケースにし、日本発のイノベーションを世界に発信することで、
イノベーション先進国としての存在感をアピールしていくため、2020年をターゲットとしたプロジェクトを立ち上げる。
・・・・確かに再生医療の言葉は意図的に外された感じだな