14/04/22 02:55:22.22
STAP細胞騒動 ~小保方さんの闘争2~
今後、小保方さんの不服申し立ては最終報告書で示された判定を覆すだけの根拠に乏しく却下されるはずである。いちおうポーズとして理研は再調査(50日以内)をするかもしれないが。
そして懲戒委員会での処分が粛々と行われ、小保方さんに恐らくなされる処分は懲戒解雇であろう。
いくら軽くても諭旨解雇のはずである。そうしなければ今の日本の若手研究者は、一度くらいは捏造・コピペのオンパレードをしてでもCNS(Cell,Nature,Science)に
論文を出してくださいと理研が推奨することになるので。
さて、懲戒解雇か諭旨解雇後の小保方さんは理研を相手に「地位保全」を目的に裁判所で争うだろう。4.8の記事で1つのケースを書いたが今日は、2つ目のケースを紹介しよう。
現在、琉球大医学部教授の森直樹氏は、捏造ハンター達の活躍によって2010年に38編もの論文で捏造が発覚して大学を懲戒解雇になった。しかし、裁判で和解が成立し、停職10ヶ月となり、森氏は大学に復職し、ご活躍中である。
今回の小保方弁護団は4.8の記事における「上原の敗訴ケース」から学び、そして、上述の「森ケース」(事実上、森教授側の勝訴)の検討からも多くを学びつつ、作戦を練ると思われる。
ただ、過去の2つのケースとは違い、小保方ケースの場合、ここまで明白な研究不正が世界中の科学者社会に明らかになった後での法廷闘争であり、理研サイドは世界の大権威たちを証言台に立たせるだろうし、
小保方さんを擁護する科学者は皆無だろう。
したがって事実上、小保方サイドの敗訴は濃厚である。唯一の望みは「(小保方さんいわく)第3者のSTAP細胞作製成功者の登場あるいは第3者によるSTAP細胞・STAP幹細胞作製成功事例の登場」
による世間あるいは法廷内の「空気の大変化」か…。まあ、上記のような不幸な事が起こる前に、
弁護団は依頼人の中長期的な利益の最大化のために小保方さんに対し「理研を依願退職する選択肢」を提示されたらいかがか?森口尚史(元 東京大学特任教授)
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