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栗本慎一郎の現在
その後、自身の理論を更に徹底させて上掲のいわゆる社会科学にとどまらず、すべての学問を包括的にとらえる超々統一的理論の
構築を目指して、マイケル・ポランニーの科学哲学である暗黙知の理論を承継・発展させて、化学、物理学の研究を進めて、量子論、
宇宙論の研究の成果を取り込んだ後掲『意味と生命-暗黙知理論から生命の量子論へ』を上梓した。
さらにその後、ドーパミン等の脳内伝達物質にいち早く注目し、コンドラチェフの波等の景気循環に関する経済学説を紹介したうえで、
その原因が太陽からの磁気が関係していると主張するなど多くの著作を発表している[1