14/04/21 05:10:22.65
上 昌広
3月12日 ·
STAP細胞疑惑が話題です。今日、何件かの取材を受けました。私は早大博士課程の指導教員の責任が極めて重いとコメントしました。
私は、大学院生やスタッフに論文を指導するとき、何十回も一緒に書き直します。最初の原稿は原型をとどめなくなります。
たとえ、学生が他人の論文をそのままコピペしても、そのまま残ることはありません。
メディア報道で見る限り、小保方さんの指導教員は早大の常田聡教授と、東京女子医大の岡野光夫教授です。
当初、彼らはメディアに登場し、自らが指導したことを強調し、「「意欲がすごく、前向きな学生だった。
未知のことをこつこつとやっていく、研究者としていい資質を持っていた」と発言していました。ところが、問題が大きくなると黙り。
常田・岡野教授は、博士論文を本当に読んだのでしょうか?イントロに全く引用がない異様な論文をみて指導しなかったのでしょうか?
NIHのHPが、そのまま論文に残っているのをみて、違和感を感じます。
博士論文の剽窃については、早大の大学院生である小保方さんは、ある意味で被害者です。
授業料を納めたにもかかわらず、最低限の指導さえ受けていません。
おそらく彼女は博士号を剥奪され、失職するでしょう。早大や教授たちは、自らの怠慢をどう償うのでしょうか?
この問題は、論文の捏造以上に、大学院教育の質の低下を象徴します。遙かに深刻な問題です。是非、徹底的に議論していただきたいと思います。
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