14/04/17 20:27:48.66
笹井さんの会見に関して、今日、初めて書き込みをさせていただいた生物学に全くの素人です。
専門的な生物版での書き込みには知識不足ですが、笹井氏の会見で「あまりにも違和感が強い」ことが多くあったので書き込みま
した。
その一つの例としては「iPS細胞との比較」に関して「一人歩き」したとの弁明がありました。そして、山中教授に直接謝罪し
たことを明らかにしました。山中教授への謝罪は当然として、「STAP細胞の将来に希望を
見い出した、例えば難病の子供を抱える親御さん」に対する謝罪は、いつしたのでしょうか。
もともと1月末の発表会見がマスコミに大きく取り上げられたのは①iPS細胞より簡単に作成できる②作成効率的が高い③将来的
に応用範囲が広いーーなどの説明があったからと推察しています。その説明の一つの資料が会見時に配られた「イラスト付きの補足
資料」(本日付の朝日新聞8面に抜粋掲載)でした。この資料等に基づき「STAP細胞の優位性」を各紙が価値判断し、大きく報
じたものと考えます。
そこで、「一人歩き」との弁明ですが、この資料は朝日新聞によると「笹井さんが作成し、印刷配布した」ことになっています。
つまり、「一人歩きした子供」は笹井氏が生み出し、育てたものです。決して勝手に「一人歩き」したのではなく、笹井氏の願い
(思惑?)通りに成長したものでした。
また、「iPSの作成効率は、現在は8年前と比べ大幅に向上していることは認識している」と話したとしていますが、「意識的
に有利なデータを使う」ことに慣れて、感覚がマヒしているように感じました。
少なくとも「iPSの作成効率0.1%は8年前」との注釈が最低限必要だと思います。科学者でなくてもデータを少しでも扱う
ものの常識ではないでしょうか。
結果的に「30%以上の作成効率のはずのSTAP細胞」は、論文に掲載されマスコミにう発表されたレベルでの再現はできずにいます。