14/04/11 15:13:49.95
ユングの心理学関係の本の話なんだが、誰にでも共通する深いところに「元型」っていう心の動きがあるらしい
元型によって人々は、ある出来事からの共通の認識や感情を持てる
この元型は時に神話的な表現で表されるんだけど、いわゆる狂人なんかの域でわかりやすく発現する
で、ユングが言うには、あらゆる狂人は元型を誰よりも解っているんだけど、それだけでは何の価値もない
価値は、それが常人たちにも理解出来る形で端的に表された時に付随する、と
価値の多くは、絵とか詩とかの芸術的な方向で表されて、常人はそれを受けて人の心の奥の一端をかいまみる
長くなったけど、誰も認識しなかった研究ってのはこれと同じで、常人にわかるように
説明出来てなければ、価値は無いんだと思うのだ
200回成功したから存在します(でもそれしか今は言えません)ってのは、
狂人がわけのわからん途方もない事を口走ってるのと同じでしかない