14/04/08 22:58:48.53
>>901 続き
形態形成シグナル研究グループ GL 林 茂生 (Ph.D.)
3月21日 7:01 ·
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3/14の中間報告と記者会見から1週間.私個人が考える事を書き出しておきます.長文注意.
3)検証作業
STAP現象の検討を検証可能な事実と共に研究者コミュニティーに提供する事は理研CDBの責任となり、振り出しに戻って仮説の正否を科学的に検証する作業が始まりました.
厳密を期するためには時間を要すると思いますが情報が適切に公開されるよう配慮しつつ静かに見守りたいと思います.
4)このような論文が出てしまった背景.
センター長が言明されたようにこの問題の検証を行う作業が始まりました.論文,人事,広報などに関わる事実の確認は重要な課題だと認識しています.すでに私のFBのタイムラインに寄せられた多くの意見も考慮するように働きかけて行きます.
私自身は人事とセンター運営に関して責任を問われる側にあることをここで明らかにしておきます.
5)社会的影響の修正
本研究が仮説のレベルに後退した今,STAP現象をもとにして科学研究政策を立てる事はできません.しかし理研上層部や政府・与党関係者との間ではSTAP現象の確認を急ぐとのやり取りがなされたとの報道がなされています.
何が議論されているかはわかりませんが、厳密な検証を要する科学研究が政治的マターになってしまった事はとても残念です.
しかしこれも1月の公表当初に社会に対してSTAP現象に過剰な期待を持たせ、政治マターとして売り込んだ側に責任があります.
今すべき事は誤った論文で夢をばらまいた事を反省し,「STAPは仮説である」という事を何度もくりかえして言うことだと思っています.