14/04/07 05:14:42.69
>>258
横レスだけど、そこはES細胞でも矛盾してないよ
若山に渡されたのは、STAP細胞(と称するもの)が形成した細胞塊でしょ
球形だというから、おそらく胚様体に近いものになっている
LIF含有培地で培養している(ご存知の通り、通常、胚様体を作るときにはLIFを除いた培地で培養する)から
胚様体ほど初期分化は進んでいなかったと考えられるけど、
着床後の胚と同じく、Eカドヘリン(細胞接着因子)の発現は落ちていたと思われる
その点では、着床後の胚から樹立するEpi幹細胞と似た性質になっているはずで、
Epi幹細胞がカドヘリンを強制発現させなければキメラマウスを作れないように
ES細胞から作った胚様体(に近いもの)も、通常の方法ではキメラマウスを作れなかったのは当然と思われる
若山が20~30個の小細胞塊に切り分ける方法で注入し、キメラマウス作製に成功したのは
酵素処理によるEカドヘリンの切断を避けられたからだと考えれば、
ここは矛盾なく説明できる