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東京女子医大・大和雅之教授「10年以内に臨床研究」、慶応大・岡野栄之教授「慎重な検証が必要だ」
2014.2.10 14:16 (2/2ページ)
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□慶応大・岡野栄之教授
<STAP細胞の成果をどう見るか>
「核移植、遺伝子導入に続く第3の初期化と多能性技術として発展する期待を示したのは大きな成果だ。
ただ、再生医療に応用できるかは慎重に検証しなければ何とも言えない。まだマウスで報告された段階で、
医療応用における有用性を判断するのは時期尚早だ」
<今後すべきことは何か>
「同じ条件で刺激を与えれば、誰でもSTAP細胞を作ることができるのかどうか、再現実験で確かめる必要がある。
われわれも先週から着手した。数カ月もすれば検証結果が出てくるだろう」
<その次の課題については>
「本当にサルやヒトでもできるのか、再生医療向きの細胞なのかを確かめなければならない。
マウスではがん化しにくいとされているが、その証明も必要で、ヒトでもそう言えなければならない」
<STAP細胞の分化能力をどう評価するか>
「複数の細胞の塊として胎盤を含む万能性が示されたが、単一の細胞で万能性を持つかどうかも検証すべきだ」
<移植せずに体内で再生医療を実現できる可能性は>
「理論的にはあるかもしれないが、生物の体はさまざまな刺激を受けているにもかかわらず、
なぜ恒常性が保たれているのかという疑問もわく。実現できるかすぐには分からない」